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星矢再熱。腐です。逃げて! もはや脳内病気の残念賞。お友達募集中(∀`*ゞ)エヘヘ
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「郭公だ」
「どこで鳴いているのかな」
「郭公が鳴いたから、夏が近い証拠だね」
「郭公の声は楽しくていいな」
「エーッ!? 何言ってんの、先生! カッコウが鳴くのは悪い知らせなんだよっ」
「ン? そうなのか?」
「だってマーマが言ってたもん」
「フィンランドでもそうだったな。郭公が寿命を知らせるって」
「ほう。アイザックのところでもか? 私の故郷ではそんなマイナス要素満載な鳥ではなかったぞ? ……ふむ。所変わればってヤツだな」
カッコウ。
カッコウ。
カッコウ。
「あっ、三回で止まっちゃった。どーする、氷河!?」
「わわっ、この中の誰かが3年後に死んじゃう! どーしよ、アイザック!?」
「待てよ? 最初に一回鳴いてたから、合わせて4年だよ、4年」
「変わんないよ、どうしようっ」
「おいおい、お前たちまさか本気にしているんじゃないだろうな? 郭公にも自由に鳴かせてやらんといちいち数えていられたら迷惑だって言っているぞ?」
10歳の可愛い盛りのあの子たちがいて、16歳のまだ未熟な私がいて……
それは、4年前の平和だった日々の他愛ない会話。
あの事故でもない限り、思い出しもしないないような。
……4年。
郭公が悪いわけではないけれど、その不吉な予言は現実となって私と上の子に降り注ぐ。
カッコウのたまご