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星の墓場

星矢再熱。腐です。逃げて! もはや脳内病気の残念賞。お友達募集中(∀`*ゞ)エヘヘ

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氷ミロ:3

 旅行、か。
 日常から少し離れてみるのも悪くないかもしれないな。
 言われて考えてみる。
 厳しい修行とか、アクエリアスに手が届くとか届かないとか。
 親しい人を失くす悪夢だとか。
 そういう苦しいことを全て手放して、一度気持ちをリセットするのも大切かもしれない。

「うん。旅行、いいかも。よし、ミロ、どこに行こうか?」
「……は?」

 ハリキッて言ってみたら、すげない反応が返ってきた。

「…………ナニ、その反応?」
「ナニ……って」

 ソレだよ、ソレ。提案はしたけど、俺は関係ないよってその突き放すみたいな態度!
 ちょっとヒドくない?!


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氷ミロ:2

眠いです;
ムニャムニャしながら書いたので、文章が日本語になっていなかったらスミマセン(爆)
明日、読み直して意味不明なところは手直しします;
とりあえず、載せるだけ載せておきます。
ほとんど話進んでいませんが;
大好きな例の人を出せたので、満足ザンス。
勝敗は常に顔で決まるそうです。



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氷ミロ:1(タイトル未定)

ようやくスタートしました、氷河ミロ。
  去年の秋頃から書いたり消したりしてそのうち飽きて放置していたものにまた手を付け始めました(-_-;)
久しぶり過ぎて初めから書き直すことになってみました;
ちゃんと決まってるラストまで辿り着くといいけど……
黄金魂は綺麗サッパリ無視して、聖戦後、冥界編で命を散らした連中だけ蘇り設定です。
氷河が天蠍宮に転がり込んで、居候してます(;^ω^)


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墓標~死が二人を別つまで:3

 途中から、だいたいの事情を飲み込んでしまったらしいお嬢さんが、後から辰巳に言いつけて、インターネットから取り出した資料をプリントして届けてくれた。
 俺は師が使っていたベッドに転がり、ぼんやりと資料に目を通す。
 ギメルとは「双子」を示す言葉であり、二つで一対になるこの指輪は「離れることのない二人の絆」を意味するという。
 そこから16~17世紀頃のヨーロッパでは結婚指輪として流行したらしい。
 派手すぎない、アンティーク調のすくんだシルバーを土台に中央にはハートを模り、その上に縦並びの赤と青。
 それを包み込むように左右から手のモチーフが。
 ずらしてみるとなるほど、上下別の宝石をあしらっていると思っていた指輪は単体でルビーの指輪、サファイアの指輪となる。
 引き離した断面には、それぞれ名前の刻印と……骸骨?

「……死んでも一緒……」

 

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墓標~死が二人を別つまで:2

 胸の服を握り締め、そこまで考えて、はっと我に返った。
「いけね。手が留守になってる」

 首を左右に振って遺品の整理を続ける。

「あれ? ここは鍵が必要なのか?」

 古びた机の一番下段の引き出しが開かない。
 がたがたと少々乱暴してみたけどダメだった。
 懐中電灯を当てて、細い隙間から覗いてみたが何かが引っかかっているわけではなく、ここだけ鍵がかかっているようだ。
 しばらく机を探ってみたけど、それらしい鍵が見つからない。

「……どうしようかな? 壊しちゃ……マズイか」

 わざわざここだけ鍵がかかっているということは、大事な物が入っている可能性が高い。
 どうしても開ける必要がある。
 次代のアクエリアスを譲るつもりのない俺だが、一応、別人が主になることも考慮せねばならないので短絡的に壊すわけにはいかなかった。
そうでなくともこれは聖域の支給品だろうから、やっぱり破壊はマズイだろう。

「うーん……ミロ辺りが預かってないかなぁ?」

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