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星の墓場

星矢再熱。腐です。逃げて! もはや脳内病気の残念賞。お友達募集中(∀`*ゞ)エヘヘ

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「ソレ」は闇に潜む獣:3

 将軍たちが酒やらつまみやら持ち込んで、海幻獣神殿は大騒ぎ。
 騒がしいのが好きじゃないからと断ったけれど、予想通りというかイオに捕まって強制連行。
(なんでこんなことにまでつき合わされなきゃなんないんだ、まったく……いや、待て? 物は考えようだ。カノン以外の海将軍がここに集っているということは…………)

 カノンと話が出来るチャンスではないか。
 カノンを呼んでくると言って、ここを抜け出せば、俺の行き先は皆に知れる。
 そうすれば、もし話し合いが決裂して俺の身に何かあったとしてもこの人たちにヒントを残せる。
 そんなことを考え、隅っこで大人しく菓子を食べていたら、うっかりクリシュナと目が合ってしまった。
 う。なんか嫌な予感……。

「そんな隅で遠慮してないで、アイザックも飲め飲め♪」
「遠慮してるワケじゃ……」

 すっかり出来上がっちゃったクリシュナが俺の首に腕を巻きつけて、酒瓶を寄せてくる。

「いらないってば」

 勘弁してくれよ、今、大事な考え事をしているのに。

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仔カミュとザックンがそっくりな件。

コレです、コレ!
例の仔カミュ!
どっからか画像をいただいてきました。

それにしても、なんて可愛くないのでしょうか!?(爆)
前髪が短くて、もみ上げ?あたりの量が多いのと長さがありますが、髪型としてはザックンと同じです(爆)
わざと? わざとなの??
実は兄弟ネタ、誰かやってくんないかなww
師弟でへやーまで似てるのはどうかと思う今日この頃。
意外と誰もつっこんでないような気がします。
二次創作とかで。

氷河もナゼか冥王編では後ろ髪が立ってきてしまいますよね。
あの髪型が描き易くなってしまったのかわかりませんが、元の大人しい髪型の氷河でいて欲しかったです。
だってどんどん他キャラと見分けがつかなくなっていくんですもの!(爆)


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「ソレ」は闇に潜む獣:2

 カノンさんは、すぐうなされる。
 見かねて揺さぶると目を見開いてすんごい形相で飛び起きるから、ぶっちゃけ怖い。
 そんなだから、互いの額をガツンとぶつけたり、酷いことになる。
 まるでカタキにでも遭ったような勢いで俺の首をつかんで締め上げようとしたこともある。
  急に揺さぶったりすると驚いてこうなるのかもしれないと思い、次からできるだけ穏やかに声だけかけることにした。幼子をあやすみたいに。

「大丈夫、心配ない。心配ないから……」

 何の夢を見ているのかわからなかったし、何が大丈夫で何が心配ないのか意味不明だが、なんとか悪夢から引き上げてやりたかった。

「大丈夫、……いるよ。側にいるよ?」

 手を彷徨わせて伸ばしてくるときは、驚かせないように声をかけながらそっと握ってやる。
 薄目を開けたカノンさんは、ほっとしたような微かな笑みを浮かべて、またすぐに眠りの海に沈んでいく。
 いつも、そう。

(なんだか……子供みたいだ)

 朝に目覚めた本人は何も覚えていない様子だから、うなされているとか知らせたことはないけど。
 今夜もまた始まった。
 しかもご丁寧に歯軋りまで。

「カノンさん? 大丈夫か?」

 小声でまずは声をかけてみる。
 これで気がつけば、「なんでもない」とか言ってすぐに静かになるのだが。

「……いとめ……」
「うん?」
「…………聖闘士共め!」

 ……エ?
 今、せいんとって言った?
 俺は一瞬、身を堅くして眠るカノンさんの顔を見下ろした。

「出せ、ここから……俺を……誰だと……思っ…………俺はっ……」

 俺は、俺が……なんだって?

「…………聖闘士と関係が……?」

 かなり眉間のしわが深くなっている。
 これは俺が理不尽にも殴られたり、首を絞められたりするパターンの夢ではないか。
起こすべきか?

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「ソレ」は闇に潜む獣:1

「星のターラー」アイザック視点です。

物語の内容とはまったく関係ない話だけど、ギャラクシーカードバトルのカミュの幼少期カード見たんですが、アイザックとほぼ同じ髪型なんですが……!Σ(゚д゚lll)ガーン
アンタら、兄弟なの!?
顔の中身は違うけど、髪は色違いなだけですよね??
カミュの前髪がちょっとパッツンではありますがw
アフロとミロ、カミュとザックが兄弟でしたネタやってみたいなぁ。
内容が思いつかないので、結局、書かなさそうですが。



「ソレ」は闇に潜む獣


暗くて、冷たい。
冷た過ぎて、全身が痛い。
落ちる、沈む、溺れる。
苦しい。
手を伸ばしたけれど、つかめるものは何もなくて……
死ぬのか?
怖い……
酷く孤独だ。
これが……死ぬってことなのか……
会いたい。
もう一度。
せめて、最後のお別れだけでも……
死にたくない。
怖い。
こんな暗い水の底で、誰にも知られず死んでいくなんて、
―……嫌だ。

薄れゆく意識の中、暗く霞んだ視界に黒い、巨大な影が映った。
不鮮明な黒い靄のようなもの。
腕と思われるが定かでないそれをこちらに伸ばしてくる。
あれは……ナニ?
まさか……伝説の……クラーケン?
でも以前にも見たことが…………ああ、そうか。
アレは、「ソレ」だ。
暗闇に潜む者……。
そうか……お前はクラーケンだったんだな……。

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半熟先生、子育て奮闘記。

半人前先生カミュの子育て奮闘記。
赤ちゃんはどうやって生まれるの?そんな恐ろしい質問がついに半熟先生に襲い掛かる!!
これまでコウノトリ説でなんとか切り抜けてきたが、弟子たちももう13歳!
真実を語るときがやってきたのだ。
一般的にかなり遅れている! もはや一刻の猶予も許されない!!
困った先生、親友の手を借りてあれやこれやと説明のために奔走。

次回、性闘士カミュ! 特に続きはありません!の巻。
キミは小宇宙を感じたことがあるか!?

※完全にギャグですが、カミュミロ、氷ミロです。



「先生、赤ちゃんってどこから生まれてくるの?」
 ある日突然、その恐るべき爆弾は投下された。

「なんだ、そんなことも知らないのか氷河? 赤ちゃんは、コウノトリが運んでくるんだぜ。そうでしたよね、先生?」
「う、うむ」

 ……マズイ。
 これまでずっと誤魔化してきたが、いくらなんでもいつまでもコウノトリ伝説にすがっているワケにもいかない。
 だって……!
 二人とも13歳なんだもんっ!!
 私、アクエリアスのカミュ(19)はうろたえた。
 大変、うろたえた。
 マジでうろたえた。
 とうとう……!
 とうとう私の口からそんなアハンでウフン的なことを教えなければならないときが来たというのか!
 困った。
 非常に困ったぞ。
 こういうときこそ、友だ!
 相談してみよう。そうしよう!
 ……というワケで私は電話を取り出した。

「えー、もしもし? こちらカミュ。ミロさんいますか、どーぞ?」

 手製の電話機に話しかける。

 ……。
 …………。
 ………………。

 むむ。電話の近くにいないのか?
 それとも糸がたるんでいて伝わらなかったのか?
 もう少し紙コップ……いや、受話器を引っ張ってみるか。
 と、思っていたら、ギリシャから返信があった。

『はい、こちらミロです、どーぞ?』

 おお! いてくれたか、助かった。

「緊急事態だ、今からすぐにこちらに来て欲しいどーぞ?」
『どのくらい緊急? どうぞ?』
「快速電車に乗ってしばらくどの駅にも止まらないのに、腹がゴロゴロいいだしたくらいのレベルです、どうぞ?」
『む、それはまさに危機! 今からそちらに向かいます、どうぞ』
「お待ちしております、どうぞ」
『通信終わります。どうぞ』
「わかりました」

 ……よかった。
 これで一先ず安心だ。
 私は糸電……じゃなかった、手製の電話機を机の上に置いた。

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